2013年11月27日水曜日

知ることの本質


情報を得る、というのは、
何かを「知る」ことだ。

その情報を隠しておくことは、
何かを「知る」ことを阻むことになる。

知は力なり、という言葉は、
かなり使い古された感があるけれども、
人より物を「知っている」ことは、
権力を持つことと同等の意味がある。

こう書くと分かりやすい。
あなたは知らない
しかし、私は知っている
あなたがたは何も知らない、
しかし、私はたいていの事を知っている
あなたはそんなことも知らないのか?
私はあなたよりもとうに多くの物事を知っている。
あなたと私とどちらが正しいですか?
何も知らないあなたより、私のほうが正しいでしょう。

人より物を知っていることは、
たやすく力に繋がる。

国が、国民の得る情報を制限すると
こうなる。
国民は知らない。
しかし、国は知っている。
国民達は何も知らない。
しかし、国は知っている。
国民はそんなことも知らないのか?
国は国民よりもとうに多くの物事を知っている。
国民と国とどちらが正しいですか?
何も知らない国民より、国の方が正しいでしょう。

これで、全ては正当化される。

知ることは権利ではなくて、力。

これが情報の本質。